top of page

病むときの祈り初めての祈り祈りの部屋

慰めと励ましの祈り 03

2024年5月10日改訂

入院したときに

* * * *

天の父なる神様(天のお父様)


すべてのことが初めてで、私は今、とても戸惑(とまど)い、不安です。


これから何が起こるのか、私にはよく分かりません。


どうか、心を落ち着かせ、リラックスできるようにお支えください。


(ほが)らかさを失わず、私と同じように不安の中にいる人と友達となれるよう、お導きください。


不平や不満が私の心を占領して、言葉や態度として出ることがないようにしてください。


周りの人々に過大な要求をせず、むしろ人々が私のためにしてくれることに素直に感謝できるようにしてください。


世話をしてくださるスタッフの仕事がスムーズに進むよう、お助けください。


私よりもずっと困難な状況にある方々に手を差し伸べ、助け、励ますことで、自分の問題を忘れることができるようにしてください。

詩人が神様に向けた信頼の言葉を私にもお与えください。

「神はわれらの逃れ場(シェルター、われらの力

苦難の時のらの助け。

それゆえ私たちはおそれない

地が揺らぎ

山々が崩れ落ち、海の中に移るとも」。

(詩編 46:2 注1)

主よ、悲しみの時にも喜びの時にも、希望の時にも恐れの時にも、あなたが私たちの傍(かたわ)らにおられることを決して忘れませんように。


(かた)立って、揺(ゆ)らぐことがないように、私の足をお支えください。

 

主イエス・キリストの御名(みな)によって祈ります。

アーメン。 

 

 

♢ ♢ ♢ ♢

(参考文献:小塩トシ子訳、ウィリアム・バークレー著『慰めの祈り-病むときに』日本キリスト教団出版局、2005年、8項。原著:W.Barclay:Prayers for Help and Healing,Harper Collins Publishers Ltd.1968)

注1 詩篇 第 46 篇 1~3節(文語訳)

「神はわれらの避け所また力なり、

悩めるときのいと近き助けなり。

されば、たとい地は変わり山は海の真中(もなか)に移るとも、

我らは恐れじ。

よし、その水鳴り轟(とどろ)きて騒ぐとも、その溢(あるれ)れ来(き)たるによりて、

山は揺るぐとも何かはあらん」。

003-

bottom of page