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​<信仰と人生

詩歌 010

2016年5月31日改訂

八木重吉

 

 〖 キリスト 

イエスの癒(い)やし

(ルカ18:35~43)

* * * *

キリスト

病気して


いろいろ自分の体が不安でたまらなくなると


どうしても怖(おそ)ろしくて寝つかれない


しかし、しまいに


キリストが枕元(まくらもと)にたって


じっと私をみていてくださるとおもうたので


やっと落ちついて眠りについた(注1)

 


♢ ♢ ♢ ♢

(八木重吉『神を呼ぼう』新教出版社、1961年

 

注1 人生の嵐、悩みに勝利する道を歌った讃美歌

讃美歌291番「主に任せよ、汝が身を」You Tubeへ

 

主に任(まか)せよ 汝(な)が身を

(あなたの身を主に委ねよ)

 

(しゅ)に任せよ、汝が身を、

主は喜び 助けまさん。

 

(しの)びて 春を待て

雪は溶けて 花は咲かん。

 

(あらし)にも 闇(やみ)にも

ただ任せよ、汝が身を。

 

2

主に任せよ、汝が身を、

主は喜び 助けまさん。

 

悩みは 強くとも

(み)恵みには 勝つを得(え)じ。

 

(まこと)なる 主の手に

ただ任せよ、汝が身を

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