イエスの純福音・無教会の精髄・第二の宗教改革へ
― まごころで聖書を読む。そして、混迷の時代を神への信頼と希望をもって、力強く前進する ―
We read the Bible with all our hearts. And we move forward powerfully in this era of turmoil with trust and hope in God.
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最終更新日:2024年12月7日
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キング牧師
「私には夢がある」
* * * *
イエスのことば
これらのことを話したのは、あなたがたが私によって平和を得るためである。
あなたがたにはこの世では苦難がある。
しかし、勇気を出しなさい。私はすでに世に勝っている。
(ヨハネ 16:33)
キング牧師のことば
勇気のある人は、恐れに真正面から立ち向かうことによって、恐れに打ち勝つことができる。
臆病(おくびょう)な人は恐れを直視できないから、それにより、逆に恐れに打ち負かされてしまう。
勇気ある人は、たとえ生命を失いかねない状況に置かれても、生きる意欲を失わない。
一方、臆病な人は、命を失う不安に脅(おび)え、生きる気力をなくしてしまう。
私たちは、押し寄せてくる恐れの洪水を阻止(そし)するに足(た)る勇気という名の堤防(ていぼう)を絶えず築き続けていかなければならない。
(梶原寿・石井美恵子訳、コレッタ・S・キング著『キング牧師の言葉』日本基督教団出版局、1993年、31項より引用。( )内、下線は補足)
* * *
原曲
ウィー・シャル・オーヴァーカム
We shall overcome
(邦題:勝利をわれらに)
女性歌手ジョーン・バエズ「We shall overcome」クリックしてYouTubeへ
男性合唱モアハウス大学「We shall overcome」クリックしてYouTubeへ
男性歌手ピート・シーガー「We shall overcome」クリックしてYouTubeへ
英語歌詞
日本語訳:サカマキ・タカオ
1.
We shall overcome
われらは (かならず)打ち勝つ。
We shall overcome
われらは(かならず)打ち勝つ。
We shall overcome some day
いつの日か(かならず)われらは 打ち勝つ。
Chorus:
Oh,deep in my heart,
ああ、こころの 深い所で
I do believe
わたしは 本当に 信じている、
We shall overcome some day
いつの日か(かならず)われらは 打ち勝つ〔と。〕
2.
We'll walk hand in hand
われらは 手を取り合って 歩もう。
We'll walk hand in hand
われらは 手を取り合って 歩もう。
We'll walk hand in hand some day
いつの日か われらは 手を取り合って 歩もう。
Chorus:
3.
We are not afraid
われらは 恐れない。
We are not afraid
われらは 恐れない。
We are not afraid today
今日 われらは 恐れない。
Chorus:
4.
We shall live in peace
われらは(かならず) 平和の内に 生きる。
We shall live in peace
われらは(かならず)平和の内に 生きる。
We shall live in peace some day
いつの日か(かならず)われらは 平和の内に 生きる。
Chorus:
5.
The whole wide world around
広い世界の ここかしこにて、
The whole wide world around
広い世界の ここかしこにて、
The whole wide world around - some day
いつの日か 広い世界の ここかしこにて、
Chorus:
6.
We shall overcome
We shall overcome
We shall overcome some day
Chorus:
Oh,deep in my heart,
I do believe
We shall overcome some day
注:歌のバージョンにより、歌詞の内容や順番に若干の違いがある。
* * *
讃美歌 第二編 164番
原曲:“We shall overcome”
岸本羊一訳
「勝利をのぞみ」
讃美歌第二編164番「勝利をのぞみ」クリックして、YouTubeへ
歌詞
1.
勝利を望み 勇(いさ)みて進まん、
大地踏みしめて。
(おりかえし)
ああ、希望にあふれて
われらは進まん。
2.
恐れはあらじ 勇みて進まん 、
招きに答えて。
(おりかえし)
3.
われらの勝利 主は待ち給(たも)う 、
励まし与えて。
(おりかえし)
4.
手を携(たずさ)えて 互いに進まん、
勝利のときまで。
(おりかえし)
ああ、希望にあふれて
われらは進まん。
♢ ♢ ♢ ♢
注1 We shall overcome(勝利をわれらに)
米国のプロテストソング。
直訳では、「われらは(必ずや)打ち勝つ」。
邦題の「勝利をわれらに」は、「神よ、勝利をわれらに 与え給(たま)え」という祈りの一部と考えられる。
原曲は、アフリカ系米国人のメソジスト教会牧師チャールズ・ティンドリー(Charles Tindley、1851-1933年)が、1901年に発表した黒人霊歌「I'll Overcome Someday(直訳:わたしはいつの日か(必ずや)打ち勝つ)」。
1960年代にキング牧師らのアフリカ系米国人公民権運動が高まる中、フォーク歌手ピート・シーガーが広め、運動を象徴する歌となった。
日本でも、平和運動や歌声喫茶などで広く歌われてきた。
なお、「We shall overcome」のshallは、単なる未来形ではなく、必然性を持った強い確信に基づく未来(「必ず~する」)を示すことばである。
キング牧師のスピーチ「"We Shall Overcome" - Martin Luther King, Jr.」クリックしてYouTubeへ
注2 キング牧師(Martin Luther King Jr. 1929.1.15-1968.4.4)
モアハウス大学、クローザー神学校、ボストン大学神学部大学院に学ぶ。
1963年8月、キングは、大規模な統合の抗議運動であるワシントン大行進を組織し、同年8月28日、リンカーン記念堂の前で「私には夢がある」(I HAVE A DREAM )と題する有名なスピーチを行った。
彼はガンディーに倣(なら)う《非暴力抵抗主義》を貫き、暴力に対しては非暴力、憎悪(ぞうお)に対しては愛によって戦い、生涯を人種差別と国内外の経済的搾取(さくしゅ)への反対、そして反戦に捧げた。
彼の姿と使信(ししん)は、貧しい人々や弱い人々の側に立って正義(神の義)を訴えた旧約聖書の《預言者》を思わせるものである。
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