イエスの純福音・無教会の精髄・第二の宗教改革へ
― まごころで聖書を読む。そして、混迷の時代を神への信頼と希望をもって、力強く前進する ―
We read the Bible with all our hearts. And we move forward powerfully in this era of turmoil with trust and hope in God.
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最終更新日:2024年12月7日
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口語訳
原文はラテン語
私は全能(ぜんのう)の父なる神、天と地の造(つく)り主(ぬし)である神を信じます。
私は神の独(ひと)り子、私たちの主(しゅ)であるイエス・キリストを信じます。
主は聖霊(せいれい)によって宿(やど)り、おとめマリアより生まれ、ポンティオ・ピラトのもとで苦しみを受け、十字架につけられ、死んで葬(ほうむ)られました。
彼は死者たちのところ(陰府:よみ)へと降(くだ)りました。
三日目に甦(よみがえ)り、天に昇り、父の右に座(すわ)られました。
そして生きている者と死んだ者とを審(さば)くために再び来られます。
私は聖霊を信じます。
聖なる公同(こうどう)の教会、
聖徒(せいと)たちの交わり、
罪の赦し、
身体(からだ)の甦り、
そして永遠の命を信じます。
アーメン。
(芳賀力訳、A・E・マクグラス著『新装増補改訂版 神学のよろこび』キリスト新聞社、2017年、14~15項。( )内は補足)
文語訳
我(われ)は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。
我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。
主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリヤより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天に昇り、全能の父なる神の右に座(ざ)したまえり、かしこより来たりて、生ける者と死ねる者とを審(さば)きたまわん。
我は聖霊を信ず、聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体のよみがえり、永遠(とこしえ)の生命(いのち)を信ず。
アーメン。
(讃美歌委員会編『讃美歌』日本基督教団出版局、1955年、讃美歌566番)
The Apostles' Creed
(Traditional English Version)
I believe in God the Father Almighty,
Maker of heaven and earth.
And in Jesus Christ his only Son our Lord;
who was conceived by the Holy Ghost,
born of the Virgin Mary,
suffered under Pontius Pilate,
was crucified, dead, and buried;
he descended into hell;
the third day he rose again from the dead;
he ascended into heaven,
and sitteth on the right hand of God the Father Almighty;
from thence
he shall come to judge the quick and the dead.
I believe in the Holy Ghost; the holy catholic Church;
the communion of saints; the forgiveness of sins;
the resurrection of the body;
and the life everlasting.
AMEN.
♢ ♢ ♢ ♢
注1 使徒信条
ラテン語で Symbolum Apostolicum、英語で Apostles' Creed と表記する。
「使徒信経」とも言う。
「信条」とは信仰を告白する定式文のことで、使徒信条は古代から伝えられている代表的信条の一つである。
原型は、2世紀後半にローマで集成された洗礼告白文(ローマ信条)で、8世紀頃に、ほぼ現在の形になった。
中世までは、使徒信条は使徒から伝えられたと信じられていた。
武(たけ)祐一郎(元・基督教独立学園校長)は、使徒信条の本質について分かりやすく述べている。
「使徒信条というのは、聖書の中の大事なところを圧縮したようなものと言えますし、または、聖書を煮詰めて、そのエキスを文章にしたようなものであるとも言えます。
・・・
この短い6行の文章(使徒信条)の中に、キリスト教信仰のエッセンスが書かれているのです。」(武祐一郎著・新教新書 241『高校生と学ぶ使徒信条』新教出版社、1994年、8項)
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